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【補聴器が「うるさい」から「聞こえる!」に変わるとき】

【補聴器が「うるさい」から「聞こえる!」に変わるとき】

こんにちは、補聴器センターめいりょうグループです。

補聴器を初装着したとき、一度にたくさんの音が入ってきて、「うるさいっ!」となりませんでしたか?
実はこのような経験が原因で補聴器をあきめてしまう方がおられますが、その先にある補聴器による明瞭な聞こえを体感しないのはもったいないことです。
そこで、今回は補聴器に慣れるまでに少し時間がかかるということをご説明したいと思います。

●「聞く」は耳と脳の連携プレーで
脳は音を認識し、耳は入ってきた音を脳に伝えます。
外部から入ってきた音は電気信号に変換されて脳に伝えられますが、音を電気信号に変換する場所は、耳の奥にある内耳です。
従って耳の状態が老化や病気などで悪ければ、脳に伝えられる電気信号の情報が減少し、音の認識が困難に。
一方、耳の状態は良好であっても、電気信号を受け入れる脳が不調であれば、電気信号からの音の認識ができないためにやはり、聞こえにくくなります。

●「うるさい」から「聞こえる!」に変わるとき
音による情報が入ってこなくなったために小休止していた脳は、補聴器を装着することで再活動を始めます。
補聴器を着けはじめたばかり頃は音が必要以上に大きく感じられることが多いため、「うるさい」と感じることが多いようです。
そのため、個人差はありますが、本来すべき設定よりも抑え気味の設定にする場合も。
慣れてくると、徐々に聞き取りに必要な音量でも聞き続けられようになってくるので、お客様の聞き取りのレベルに合わせて補聴器の調整を行っていきます。

補聴器に慣れた後も補聴器を常に良好な状態に保つため、定期的にご来店いただくのがおすすめ。
補聴器の調整をはじめ、補聴器のケアのアドバイスもいたします。

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