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【難聴コラム 子どもと若者の難聴を考える 難聴のリスクを高める「レジャー騒音」とは?】

こんにちは、補聴器センターめいりょうグループです。
いま世界はさまざまな音であふれています。
小鳥のさえずり、川のせせらぎといった心が癒される音がある反面、車や鉄道、航空機などの交通騒音をはじめ、工場、建築現場などの騒音などは絶えることがありません。
しかも最近では、「レジャー騒音」という言葉も耳にするようになりました。
レジャー騒音とは、人々が様々なレジャー活動に参加することでさらされるノイズのこと
スポーツイベントに出かけたり、パチンコやカラオケ店、ライブ、コンサートに行ったり、スマホなどの携帯音楽プレイヤーで音楽を大音量で長時間聞いたりすることが、難聴の要因となりうるというのです。
「音楽プレイヤーやスマートフォンを使って大音量で音楽を聴いたり、クラブやライブイベントなどで大きな音にさらされたりすることにより、世界で11億人もの若者が難聴のリスクを背負っている」
そんな警鐘を鳴らすWHO(世界保健機構)は、このレジャー騒音に対しても、ガイドラインを作成し、きめ細かい推奨条項を設けています。
その一つが、70デシベル(dB)という基準。
デシベル(dB)は簡単に言うと、音の強さを表す単位。
難聴にならないようにするためには、この70dBを超えないための対策を講じることが、強く推奨されているのです。
ちなみに70dBは、1m離れた相手となんとか会話ができるレベルの騒音になります。
では具体的にどういった対策を講じればいいのでしょうか?
レジャー騒音に限らず、工場や建築現場、耕運機などを利用する農作業などの現場では、耳栓を使うことも一つの方法です。
また音楽を聴く場合は、音量に気をつけたり、時間を制限したり、ノイズ・キャンセリング (周囲の騒音の影響を緩和)する機能のついたヘッドホンを使用したりなど、ちょっとした心がけで耳にかかる負担を軽減することができます。
大音量にさらされるイベントやライブ、コンサートなどは、長時間その場にいないようにすることも重要になるでしょう。
また大きな音を聞かない日を設けるというのも、効果的な対策の一つと考えられています。
難聴の要因になりうる騒音を避けて通れない現代社会において、私たちは「音」に対してもっと強い関心をもつべきなのかもしれません。
そして耳の健康を守るためには、正しい知識を持ち、予防を含めた適切な対策を、個々の環境に応じて実施いくことが、とても大切になるのではないかと思います。
※この記事は日本耳鼻咽喉科学会HPの下記URLの記事を参考にしたものです。
http://www.jibika.or.jp/owned/hwel/news/010/
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